平成13年度:大江町立本郷西小学校
第3,4学年・学級通信  はくしゅ
   bQ4   2001.5.20
 
 賛成か、反対か:4年生
 
 ◇4年生『キョウリュウをさぐる』の学習です。
  
 答えの段落はどこでしょう。
 
 全員が、「AEG」としました。はたして、本当でしょうか。
 そこで、3年生よりはちょっとだけレベルアップして、次のような形で意見文を書かせました。
 
 「答えの段落はAEGではない。」
 賛成か、反対か。
 
  ※実は、私の国語のノートには、「答えのだんらくは、Hである。賛成か、反対か。」と書いてあった。上の□の方がわかりにくかった。ミス!
 
 
 ○○だ。
 一つ目の理由は、〜〜〜。
 二つ目の理由は、〜〜〜。
 三つ目の理由は、〜〜〜。
 だから〜〜〜。
 つまり〜〜〜。
 例えば〜〜〜。 ※どれかを使って。
 
 3年生が書いたのを4年生にも聞いてもらった後、上のような例を示しました。
 このような場合は、二学年の刺激があっていいですね。
 「お互いの学年を刺激しあい、向上的に変わる」・・・複式のプラス面かも知れません。
 
 《Yさんのまとめ》
 反対だ。
 一つ目の理由は、「第何の手がかりは」と、三つ書いてあるからです。
 二つ目の理由は、AとEとGに、「第何の手がかりは」と書いてあるからです。
 三つ目の理由は、BCDには、「第何の手がかりは」とは書いていないからです。
 つまり、BCDは合っていないということです。
 四つ目の理由は、BCDは説明みたいなのではなく、話していることみたいなのを書いているからです。
 
    BCDへの反論を書いています。 
    「第何の手がかりは」これがキーワードですね。「四つ目の理由」もあるのが、すごいですねえ。
 
《Mさんのまとめ》
 反対だ。
 一つ目の理由は、「手がかりは」などが、「この段落が答え」とあらわしているようだからだ。
 二つ目の理由は、「手がかりは」などの後の最後の「。」の前に、「です。」と書い
てあるからだ。
 三つ目の理由は、Gの最後に「考えられるのです。」と書いてあるからだ。
 つまり、一から三までの理由を組み合わすと、反対になる。
 
    特にすばらしいのが、「二つ目の理由」です。「。」一つを理由にこだわっているのです。
 
◇ところで、小林の考えた答えは、「H」なのです。みんなに反対されそうですが。詳しいことは、授業中に。

『はくしゅ』トップへ